御宿 西武グリーンタウンの自治会長様に現在のタウンの状況についてお聞きしました。
横浜から御宿に移住して8年目を迎える西浦良一さんは、
グリーンタウンの顔として御宿台区自治会長(以下「自治会長」)を務めていらっしゃいます。
ご自身がセカンドライフの場所として「南房総・御宿西武グリーンタウン」を選ばれた理由から、
自治会長として感じるタウンの現状や魅力についてお伺いしました。

“ 現役の頃から「セカンドライフはリゾート地で」という思いがありました。”

Q.いつごろからリゾート地への定住をご検討されていたのですか?

横浜に住んでいた現役の頃から、熱海と函南(かんなみ)に別荘を所有して
いて、すでに週末はそちらで過ごしていました。
横浜にそう未練もなく、リタイアしたらリゾートに暮らしたいと思っていて、
伊豆や房総を中心に調べていたんです。あちこち見て回った中で、熱海は最後
まで悩みましたね。何と言っても熱海は花火大会が素晴らしい! 山に囲まれて
いるから音が響いて非常にいいし、真下で見られるというロケーションもなか
なかないですしね。
ただ、熱海は坂が多いんですよね。車で移動で
きる間はいいけど、車で動けなくなると大変だ
なと思いまして、交通の利便性もいい御宿に決
めました。この土地は海が一望できる眺めが気
に入り、見学したその日に申込みしたんです。
日当たりや展望も加味して思い切って2区画を購入しました。芝生の手入れは大変ですが、休みとなると子どもや孫たちが集
まってにぎやかですよ。海も近いので夏は孫が友達を連れてやってくることも増えました。


“ 御宿町・西武プロパティーズ・御宿台区自治会の
				3者協議会が機能していて、行政と連携が取れているのも魅力。”
                
Q.御宿の中でも「南房総・御宿西武グリーンタウン」に決めたのはどうしてですか?

実は定住前は御宿についてよく知らなかったんです。御宿が良くて決めた訳
じゃなく、西武グリーンタウンの環境が良くて決めたという感じです。
静かで自然に溢れている住環境はもちろん、西武さんが管理しているということ
もあって、街並みがいつでもきれいに整っているんです。
ここは“御宿町・西武・自治会”の3者協議会が
バランスよく機能していて、行政と連携が取れ
ているのも魅力ですね。例えば「木が生い茂り
枯葉が落ちて滑りやすくなっている」
と言うと町が木を切ってくれる。西武
さん自身も草刈りだとか空き地の整備をやっているし、メンテナンスが行き届いてい
るので気持ちよく住めます。特に春先は各家の庭先の花が咲き誇ってとてもきれいで
すよ。ガーデニングを趣味でやられているご家庭が多いのでね。千葉県の生涯大学校に、
植木や花壇を作る学科があって、そこに通われて勉強している方も多いんですよ。

“ 10月からは新しく御宿町乗合運行「エビアミ―号」がスタートし“住民の足”に。”
Q.移動などにおける利便性はいかがですか?

ほとんどの人が車文化で、私自身も不便を感じることはないですね。
10月からは、御宿町乗合運行というデマンドバス型の「エビアミー号」が運行する
ようになりました。
それまでは西武さんが運営していたバスがあったのですが、利用者が少なくて終了する
ことになったんです。「エビアミー号」は事前に登録をして電話予約すると玄関まで迎
えに来てくれるので、お年寄りや車で移動できない人は助かりますよね。駅まで歩ける
ので運動がてら歩いて行っている人もいますよ。男性の足で大体20分くらい。ただ、行
きは下りで楽なんだけど、帰りは坂を上がってこなきゃいけないから大変ですけどね(笑)。


“ 若い世代の家族も増え、グリーンタウンが御宿町を支える存在に成長しています。”

Q.最近は若い世代の移住が増えているとのことですが、タウンはどんな風に様変わりしていますか?

少し前までは、別荘利用が多かったのですが、今では定住が約600世帯、
別荘が約450世帯と逆転しました。
不景気と言われる昨今でも、この地区は珍しく売れているし、ここ1、2年で
住宅も次々と建ちました。特に元々御宿町に住んでいた若夫婦が移り住んで
来ることが増えましたね。震災以来、津波の心配もあるけれど、御宿台は海
抜約40~90mあるから安心だし、子育て
するにも恵まれている。そういう点で若
い世代も魅力を感じているんでしょうね。
30代で子どもがいる世帯も増え、タウン
の雰囲気も様変わりしましたよ。私が購入した7、8年前は子どもの声なんてほとんどしなか
ったんです。子どもがいるのは夏休みとか年末年始くらいだった。
でも最近は子どもの声が日常になりましたね。子どもがいる、というのは本当にいい環境です。
実は御宿町自体の人口は減っているけど、御宿台の人口は増えているんです。
ある意味、西武グリーンタウンが御宿町を支えていると言っていいんじゃないかな。
御宿町は10区あるんですが、今や選挙権を持っている住民はこの御宿台が1番多いんです。だから行政的にも御宿台を無視で
きないということで、力を入れてくれているんです。色んな形で助成金をいただいており、町長も含め協力的にやっていただけ
るので、自治会としても非常に助かっています。

“ 中でも防犯・防災組織が機能しているので、御宿台の事故・事件は皆無です。”

Q.おおまかな自治会活動を教えてください。

防犯・防災、医療の面から投書箱に投函された意見に対する解決策の模索まで、住民の皆さん
が少しでも安心して快適に暮らせるように、西武さんも含めて取り組んでいます。
消防訓練を定期的に行ったり、年に数回、医療講演会を集会所で催したり。
いすみ警察署と交通安全や振り込め詐欺に関わる講演会も開いています。
自治会の各担当が企画したり、関係各所に交渉したりと、
一生懸命やってくれているんです。
中でも防犯・防災組織がよく機能していると思いますね。
年2回警察も一緒にパトロールする「防犯パトロール」に加え、
ブロックによっては自発的に、毎週パトロールをするところも
増えてきているんです。
そうすることで、知らない人が入って来にくい街作りができるんですよね。
だから御宿台での事故・事件は皆無です。それから駅前にある交番のお巡りさんは定
期的に「交番便り」を作ってくれて、事故情報や振り込め詐欺の注意喚起をしてくれ
ています。とても心強い存在です。


“ 年1度の大イベント“御宿台秋祭り”も年々盛り上がりを見せています。”

Q.今年の“御宿台秋祭り”はいかがでしたか?

秋祭りは約1年かけて我々が企画する一大イベントなので、かなりの労力を必要とするんです。町から補助金は出るけど、
出来るだけ予算をかけずにできないか、という工夫も問われますしね。
御宿台は生まれも育ちも、それまでの環境も異なる人たちの集まりなのに、
フラダンス・バンド・マジッククラブなど約50ものサークルが存在するんです。
まずそのサークルの代表者に出演依頼をすることから始まります。
おかげさまで皆さん協力的なので、秋祭り自体が盛り上がるようになってきました。
あとは外部の出演依頼ですね。1つは御宿町の「子ども囃子」に依頼をしました。
子ども達が一生懸命練習しているのに、発表の場がお祭り以外ないので、是非ここで
披露してもらおう、ということになったんです。お祭りの雰囲気も出るし、大人顔負
けの舞台でしたよ。
そしてメインイベントは国際武道大学にお願いして、沖縄のエイサーという踊
りを披露してもらいました。以前、勝浦のイベントで見て印象に残っていたも
ので、声をかけたところOKを貰えたのですが、これがまた大好評でした ! 
他の地区からも「どうやってお願いしたのか」とか「うちにも紹介して欲しい」
と問い合わせが殺到し、来場者からも「来年も是非やって欲しい!」と想像以上
の評判だったので、もう来年の出演も取り付けましたよ(笑)

“ 地元の長老から言われた「これからは御宿台の時代だな」という言葉が印象的です。”

Q.自治会活動の中でどんな時に“やりがい”を感じますか?
秋祭りの成功はもちろん、総会をやって自治会の役割を知ってもらいお礼を言われると
やはりうれしいですね。
自治会って意外と何をやっているのか見えないところもあるんですよね。
それから何年も歴史のある御宿町からすると、御宿台に来た私たちは新参者なんです。
その町からだんだん認められて、受け入れられるようになり、「御宿台と一緒にやろう」
などと言ってもらえるとやりがいを感じますね。あるイベントの時に別の区の長老が出
てきて「文句を言われるのかな」って身構えたことがあるのですが、「これからは御宿
台の時代だな」と言われたことがありまして、この言葉がとても印象的でしたね。
歴代の区長さんが地元の方たちとコミュニケーションを取ってきた過去があり、徐々に御宿
台が受け入れられるようになってきているんだなと実感した出来事でした。

“ 防犯・防災がしっかり機能していて安心して生活できるところが自慢です。”

Q.自治会長として、御宿台を購入する方へのアドバイスはありますか?

やはり防犯・防災がしっかりしている点が最大のアピールポイントですね。子育てもしやすく、安心して生活できると思
いますよ。それから最近ではドラマやCMのロケも増えています。
つい先日もドラマ「ペテロの葬列」や大手スーパーのランドセルのCMなどのロケを
していました。景観もいいしきれいに整備されているからでしょうね。
私たちとしては特に若い世代の移住はウェルカムです。秋祭りのテント張りや片づけ
など、力仕事をしなきゃいけないことも多々あり、若い人たちの活動には本当に助か
っているんです。去年、お祭りの慰労会の時に我々から見ると若いなと思う方に「あ
なたみたいな若い人が来てくれるとうれしい」と言ったことがあるんです。実はその
方は50代で「会社では年寄り扱いだけど、ここに来ると青年会って言ってもらえる」
と笑っていましたね。
その通りでここでは年代の捉え方が一世代違うんです。ゴルフサークルでラウンドし
に行くと80歳過ぎの方がしゃきしゃきとゴルフをしていて、しかも私よりも飛ばした
りもする(笑)。私なんてまだまだだなって思うし、こちらにきてから一体“年寄り”って
いくつからなんだろうって不思議に思うことが多いですね。そういう方が周りにたく
さんいるので、日々の付き合いから教わることもたくさんあって、人生がより充実し
ていく。そういう面でも魅力的な場所だと思います。